巨人高笑いの貯金16 V争い佳境でライバル“自爆テロ”の強運
「広島は緒方監督が野間を殴打する暴力問題が明らかになって、事件翌日から9連敗。巨人はこれにも大いに助けられた。その暴行ショックからようやく息を吹き返したと思ったら、今度はバティスタだ。2位のDeNAも今月3日に中継ぎのパットンが自らの不甲斐ない投球に腹を立てて、冷蔵庫をぶん殴って骨折するという自爆テロで離脱した。ちょうど巨人のチーム状態がどん底で、最終的に今季最多の6連敗を喫した最中。DeNAと広島の猛追を受けて浮足立ち始めていたところだっただけに、これも巨人にとっては大きかった」(前出のOB)
パットンは今季42試合に登板、防御率は5.15ながら、チーム3位の22ホールドポイントを挙げていたブルペンの中心投手。ライバルの自滅に原監督の高笑いが聞こえてくる。