米大統領選をも左右する民主党候補と米球界の浅からぬ関係

公開日: 更新日:

 米国の大統領選挙は長丁場だ。現職大統領のドナルド・トランプの指名が確実な共和党に対して、民主党の候補者たちは2020年夏の党大会での指名を得るまで1年以上にわたって選挙戦を行わねばならない。

 その中で、民主党の有力候補はジョー・バイデン、エリザベス・ウォーレン、バーニー・サンダース、カーマラ・ハリス、ピート・ブーテジェッジの5人に絞られている。

 トランプが大リーグの経営者たちと深い関わりを持っていることは周知の通りだ。それでは、民主党の有力候補たちは、球界とどのような関わりがあるのだろうか。

 オバマ政権で副大統領を務めたバイデンは、民主党穏健派を代表する重鎮であるとともに、政界屈指のフィリーズ好きとしても知られる。ワシントンDCで行われたナショナルズとフィリーズの公式戦を観戦した際には、ナショナルズよりもフィリーズのクラブハウスに長く滞在したし、オバマと大統領候補の指名を争った08年の民主党大会で、バイデンを紹介したのがフィリーズの主力選手だったジミー・ロリンズであったことは、バイデンとフィリーズの間柄の深さを象徴している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末