判定批判は当たり前 タウンゼントHCには「ナイト」の称号

公開日: 更新日:

 引退後は英クラブのHC、スコットランド代表のアシスタントコーチなどを務める傍ら、若年層やジュニア世代の育成にも取り組み、2016年にはグラスゴー大学から名誉博士号を贈られた。

■日本のお株を奪う統率力

 現役時代同様、指導者に転身してからも向上心が旺盛だ。スコットランド代表を取材する地元紙記者がこう言う。

「タウンゼントHCは日頃から『チームを指揮する立場の人間が常に正しい判断を下すとは限らない』と話している。代表選手の人選、戦術、強化策など、チームを間違った方向に導かないよう、日頃から指導者としての自己研さんを怠らない。現役時代の代表経験が豊富なことから、常にアスリートファーストの姿勢を崩さず、選手からの評判は悪くはない」

 練習法やチームマネジメントなどは、ラグビーにとどまらず、他競技の指導者を参考にしている。スペインサッカーのバルセロナを3度のリーグ優勝に導いたジョゼップ・グアルディオラ(現マンチェスターC監督)の統率法、独のドルトムント監督時代に2度(11年、12年)の最優秀監督賞を受賞したユルゲン・クロップ(現リバプール監督)からは起用法を学んだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット