日本が南ア“超強力スクラム”に仕掛ける「ミリ単位の攻防」

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 現在、スクラムを担当する長谷川慎コーチの細部にまでこだわる姿勢は前任者にも引けを取らない。「8人が、一番強い姿勢で組むように」と、足や膝の位置、ジャージーの掴み方など、独自の確認項目は100カ所以上にのぼり、選手に徹底させてきた。

 稲垣によれば、体力の消耗が激しいFWは80分間、集中力を持続させるのは難しく、足の位置などを忘れてしまうことも多いそうで「特に試合終盤には思い出させることを徹底したい」と気を引き締めた。

 南ア相手のスクラムはミリ単位の攻防になりそうだ。

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