宮里藍以来の快挙 “シブコ効果”は低迷ゴルフ界を救えるか
28試合ぶりの予選落ちが話題になる渋野日向子。メジャーの全英女子オープンに優勝して、帰国後は「しぶこ」フィーバーが続いている。
凱旋後に国内初出場の「北海道meijiカップ」(13位)は3日間のギャラリー数が対前年比2666人増の1万6407人。翌週の「NEC軽井沢72」(3位)は3日間2万1844人(6981人増)。そして「日本女子プロ」(33位)は4日間3万5719人(1万5781人増)、「日本女子オープン」(7位)が今季最多の4万6165人(2万663人増)と、渋野を一目見たいというファンが会場に殺到している。
ギャラリー数同様にテレビ視聴率も大幅にアップしており、「NEC軽井沢72」「ニトリレディス」「日本女子プロ」「東海クラシック」は昨年に比べて倍以上。「NEC軽井沢72」での視聴率は昨年の4・6%から12・3%と大幅にアップした(データはいずれもトーナメント振興協会調べ。関東地区)。
視聴率1%は100億円の広告効果があるといわれており、このしぶこフィーバーは宮里藍以来の快挙といえよう。