大谷、菅野…更改で気になる高給取り5選手のカネの使い道

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 年俸2億円――。今はこれがプロ野球選手の超一流の証しといわれる。

■5年以内の2億円突破は13人

 5日にパ・リーグ本塁打王の西武・山川が年俸2億1000万円で更改。4日にパMVPの西武・森が2億円。リーグ打率2位のオリックスの吉田正は先月29日にこちらも「大台」に到達した。吉田正はプロ野球13人目の入団5年目以内の2億円突破となった(表)。大谷はメジャーで年俸調停の資格を得る3年目のオフまで大幅な年俸増は見込めないが、この13人の大部分はその後も順調に昇給を勝ち取っている。そんな高給取りたちは何に「カネ」を使っているのか。現役5人の「支出」をのぞいてみた。

■エンゼルス・大谷翔平(25)7200万円、レンタカー通勤の倹約家

 日本ハム時代から、地味な暮らしぶりは有名だ。

 18年にエンゼルスに移籍してからも、堅実な生活は変わらない。

 エンゼルスの本拠地カリフォルニア州は車社会。にもかかわらず、運転免許を持っていなかったため、本拠地エンゼルスタジアムには、通訳が運転するレンタカーで通勤していた。今オフ、ようやく免許を取得したものの、多くのメジャーリーガーのように高級車を乗り回すためではない。身分証明書としてパスポートを持ち歩くのが煩わしくなったからで、車の購入予定はないそうだ。

 住まいにしても、球場から車で約20分の距離にある住宅街に構えている。現地の賃貸住宅サイトによれば、家賃の平均価格は約25万円。単身者向けのアパートなら15万円程度で借りられる物件もあり、庶民的な場所とみられる。「大谷が何か買い物をしたという話は聞いたことがない。食費以外に使うとすれば、スマホゲームで課金するぐらいではないか」とは米マスコミ関係者だ。

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