FA目玉ストラスバーグはナ軍再契約 投手はコール争奪戦に

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 米球界関係者が一堂に会する恒例のウインターミーティング(カリフォルニア州サンディエゴ)が9日(日本時間10日)に開幕。初日から大物選手の契約がまとまり、今オフのFA市場の目玉右腕であるスティーブン・ストラスバーグ(31)が、今季まで所属したナショナルズと7年2億4500万ドル(約270億円)で再契約に合意した。MLB公式サイトによれば、総額270億円は、レッドソックスのデービッド・プライス(7年約240億円)を抜いて、投手史上最高額となる。

 今季のストラスバーグは33試合に登板し、自己最多の18勝(6敗)をマーク。ワールドシリーズでは2戦2勝、防御率2・51で球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献し、シリーズMVPにも選ばれた。ストラスバーグを巡ってはヤンキースやエンゼルスも関心を寄せていたが、MVP右腕の再契約で、今後はもう一人の目玉右腕であるゲリット・コール(アストロズからFA)の争奪戦に発展するのは必至だ。

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