コロナ拡大も再開に固執 Jはこのままでは世界の笑いモノ
世界中からべラルーシと日本が奇異の目を向けられている。なぜか?
まずはベラルーシ。UEFA(欧州連盟)主催の欧州CLやEL、各国リーグが試合開催を断念していた3月19日、今季リーグ戦が開幕し同月末までに1部リーグの16チームが、予定通り各2試合ずつ消化した。
「どうしたらこの時期にサッカーリーグを開催できるのだろうか? まったく理解できない」
こう話すのは、国際プロサッカー選手会のベアホフマン事務局長だ。ベラルーシサッカー連盟の関係者は「ファンと接触するスタッフに手袋を配布するなど安全策は講じている」と言うが、欧州中のサッカー関係者がべラルーシの<蛮行>に不信感マックスなのである。
■“放映権”ボーナス
「リーグ戦を開幕させると発表した直後、ロシアから放映権を獲得したいというオファーがベラルーシ協会に入り、今では10カ国以上で視聴が可能になった。想定外の“ボーナス”にべラルーシ協会はウハウハでしょう。これがリーグ戦を開幕させる原動力のひとつになった」(サッカー関係者)