マニー・ラミレスは48歳で復帰?往生際が悪い野球選手たち
■大谷の出現に刺激
元有名選手の中には、現実離れした妄想に取りつかれて現役復帰を目指す者もいる。ホセ・バティスタはブルージェイズで活躍した本塁打王2度の長距離砲で、2018年を最後にユニホームを脱いだ。しかし、大谷翔平の出現に刺激され、今年3月に打者と投手を兼任する二刀流選手として現役復帰すると宣言。それがメディアから失笑を買ったため、数日後に投手をやる夢は断念したと発言を訂正した。
MLBのシーズン最多セーブ記録(62セーブ)を持つフランシスコ・ロドリゲスも2017年5月を最後にメジャーの舞台から姿を消した後、独立リーグとメキシカンリーグで投げている。道楽で投げているせいか、球威がどんどん落ち、制球難がさらにひどくなった。
日本でプレー経験のある元大リーガーでは、今年44歳になる元阪神のルー・フォードが独立リーグのチームを渡り歩きながらマイペースで現役生活を続行。2016年にヤクルトで投げたカイル・デービスは、その年限りでユニホームを脱いだが、1年のブランクを経て18年に独立リーグで復帰し、現在もマイペースで投げている。