世界中が「森辞めろ!」 会長居座りは国際社会が許さない
「#DontBeSilent」「#GenderEquality」「#男女平等」ーーついに各国の駐日大使館が抗議のツイッターデモを始めた。女性蔑視発言で国内外から集中砲火を浴びている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長。逆ギレ会見も、国民の怒りの炎に油を注いだ。国内では“謝罪”を理由に森の続投容認も出ているが、冗談じゃない。森会長が居座り続ける限り、日本は世界の嘲笑の的だ。
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「本人が謝罪して、発言を撤回されている。いろんな意見があることは分かっているが、最後まで全うしていただきたい」
日本オリンピック協会(JOC)の山下泰裕会長は5日、報道陣に森会長の進退について聞かれ、こう言い放った。五輪ホスト国の責任ある人物が「謝ったから、いいじゃん」という感覚とは驚きだ。
ホストシティー・東京の小池都知事もまたしかり。女性蔑視発言に「絶句した」と語る一方、森氏が会長に適格かどうかは「誰が(会長に)ふさわしいかは組織委の判断も必要」と述べるにとどめた。その組織委は来月の理事会で森会長の進退を議論する予定はないというから、あきれ返る。