松山英樹だけじゃない プロは五輪よりメジャー制覇とカネ
世界トッププロたちの第1目標はメジャータイトル。欧・米ツアーのプロなら、2年に1度の団体戦「ライダーカップ」のメンバーに選ばれることも名誉だろう。実力の証しであるカネは、フェデックス総合優勝の16億円だ。
五輪のゴルフは前回リオ五輪で112年ぶりに再開され、長く続く伝統のメジャー大会に比べると認知度はイマイチだ。金メダルはチャンスがあれば狙う者はいても、そのためにゴルフを続けている者は皆無ではないか。
五輪ゴルフはプレー時間が長く、決着がつくまで4日間も要することから「オリンピックに不向き」という声が少なくない。近い将来、再び除外されるかもしれない。松山自身が語っているように、五輪にウエートを置くのではなく、「4大メジャー」に集中するべきだ。