松山英樹「一時帰国」の代償大きく…全米プロは23位T終戦
【全米プロゴルフ選手権】最終日
松山英樹(29)は「爆発」できず、通算1オーバー23位タイに終わった。
前日はアウトで一時2位につけたが、バックナインでスコアを大きく崩し、4位発進から23位まで後退。猛攻が期待された最終日もチグハグ。2番パー5の第1打を左サイドの木に当て、ペナルティーエリア内で打球が紛失。ドロップ後の3打目もフェスキューの中に打ち込み、5オン2パットのダブルボギー。3番、6番で取り返すも、結局、スタート時の通算1オーバーに戻すのが精いっぱいだった。
■ゲームを壊してしまった
「2日目にいいプレーができて、いい流れでいけると思ったが、昨日の後半でゲームを壊してしまったのが悔しい。(今日の)フロントナインはなかなか改善できなくて、後半で少し良くなったと思ったら終わってしまった」(松山)
3日目の前半は5アンダーまでスコアを伸ばし、一時は2位タイに浮上。メジャー連勝も視界にとらえたが、バックナインは別人のように崩れだし、優勝圏内から脱落した。左肩を気にするそぶりを見せていたので、それが原因だったのかもしれない。