ヤクルトの“顔”村上宗隆が日本代表の「攻撃キーマン」に!ギャオス内藤氏も太鼓判
視察に訪れた稲葉監督の期待は大きい。
25日、2位を争う巨人戦に「4番・三塁」で出場したヤクルトの村上宗隆(21)のことだ。
この日は1安打だったものの、22本塁打はリーグトップ。50打点も1位の巨人・岡本和の63打点に次ぐ2位。リーグ7位の8盗塁を稼ぐなど、走塁意識も高い(数字は25日現在)。ヤクルトOBのギャオス内藤氏が言う。
■今のヤクルトは「村上のチーム」
「ヤクルトがセ・リーグの優勝争いの台風の目になりつつある中で、やはり村上の存在感が非常に大きい。今のヤクルトは『村上のチーム』と言っていい。彼が立派なところは最も打っている選手でありながら、いつもベンチで高津監督の目の前に座り、大きな声を出してチームを鼓舞するなど、ムードメーカーにも徹しているところです。これは一軍でプレーし始めたときからずっと継続していますが、プレー以外の部分でも、チームを牽引しようという姿勢が前面に出ている。ヤクルトが優勝を争う上で、選手全員の頑張りはもちろん大事ですが、村上のグラウンド内外での活躍が大きく左右することは間違いありません」