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藤井瑞希バトミントン選手

1988年、熊本県出身。青森山田高３年時に１学年後輩の垣岩令佳とダブルスを組み、インターハイ優勝。シングルスと団体も制し、25年ぶりの３冠達成という快挙を果たした。垣岩と出場した2012年のロンドン五輪女子ダブルスで銀メダルを獲得。日本バドミントン史上初となる表彰台に立ち、「フジカキ」として一躍脚光を浴びた。19年に引退。東京トリップ所属。

バドミントン五輪初表彰台の舞台裏

イケシオペアらの声援を背に…優勝が頭をよぎり雑念からリズムを崩した

公開日：2021/07/10 06:00　更新日：2021/07/10 06:00

決勝で負けても満足感でいっぱいだった（右から藤井、垣岩）／（Ｃ）共同通信社

　表彰式で銀メダルをかけてもらった時に、その重さに驚くと同時に、これまでお世話になった人たちの顔が走馬灯のように浮かんできて、自然と涙がこぼれていました。これで使命を果たせたという安堵感でいっぱいでしたが、この時は多忙を極めるスケジュールが待ち受けているとは想像だにしませんでした。　=つづく

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【連載】バドミントン五輪初表彰台の舞台裏

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