FW林は「緩急」の「緩」を意識してゴールを狙うべし
グループAの2試合目の相手メキシコは、初戦でフランスを4-1で圧倒した実力国。日本はメキシコが本領を発揮する前にポンポンと2点をゲットした。これが勝ち点3奪取に繋がった。
前半を2ー0で折り返し、後半は少し守備を意識するあまり、メキシコの波状攻撃を受ける展開になってしまった。
それでも試合を通して日本のゲームプラン通りの展開だったと思う。
前半に2点を決めて後半は粘り強く戦って0-0とし、最終的に2-0で勝利するーー53年前のメキシコ五輪でメキシコと戦った3位決定戦みたいだな……なんて思っていたら終盤に1点を返され、最終的に2-1の僅差勝ちとなった。
追加点を奪える局面もあったし、やはりチャンスにきっちりとゴールを奪い、3-0として相手の戦意を喪失させるべきだった。ダメ押しの1点が取り切れないのは、課題と言わざるを得ない。
南ア戦、メキシコ戦と1トップとして先発したFW林大地(サガン鳥栖)にひと言だけアドバイスを送りたい