女子バスケ「銀」宮沢夕貴<1>強化試合をこなすごとにチームが良くなった

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「強化試合をこなすごとにチームが良くなり、いけるなと思いました。開幕後も1次リーグを戦っていくうちに自信もついてきましたし、金メダルを意識できるようになりました。今までのW杯、アジアカップでは大会前の親善試合でピークに達していたこともあった。そういう経験があったから、トムさん(ホーバスHC)も選手の疲労度や体調を考慮しながら、息を上げるところは上げて、しっかりとアジャストできたので銀メダルにつながったと思います」

■「米国戦では日本のバスケをさせてもらえず」

 今回、目標としてきた金メダルにあと一歩のところまで勝ち進んだ要因のひとつが空中戦だ。バスケットは高さが勝敗を大きく左右するが、日本の平均身長は出場12カ国中2番目に低い176センチ。高さで劣りながらも海外勢と互角に渡り合ったのは空中戦を制したからだ。宮沢らが精度の高い3Pシュートを放ち、12チームトップの3P成功率38.4%を記録した。

 ベルギーとの決勝トーナメント初戦からスタメン起用された宮沢は「今大会はシューターとしてコートに立たせてもらって、3Pに関しては成功率40%を超えたのは良かったと思っています」と振り返るが、ディフェンスに話が及ぶと表情を曇らせた。

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