女子バスケ「銀」宮沢夕貴<1>強化試合をこなすごとにチームが良くなった

公開日: 更新日:

「ディフェンスとリバウンドに関しては自信があったのですが、相手のオフェンスにリバウンドを取られるシーンが何本かありました。今までは背の高い相手でもリバウンドを取れていたのですが……」

 世界を驚かせた3Pは決勝戦で米国の高さの前に封じられ成功率は25.8%(31本放って8本)にとどまった。宮沢自身も3Pは0本、4リバウンドと実力を発揮しきれなかった。

「米国は日本に対応していました。シューターには打たせないし、ピックアップ(マークマンをとらえること)やハリーバック(攻守の切り替え)もしっかりとしていた。ガードが相手ディフェンスを崩してキックアウト(外側にパス)する自分たちの強みも消されました。日本のバスケットをさせてもらえませんでした」

 米国の7連覇阻止に失敗し、目標には届かなかったが、選手村ではNBAのスター選手に遭遇したという。(つづく)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に