巨人・丸の深刻不振はコロナ後遺症か…フィジカルトレーナーが指摘する「感覚受容器への影響」とは

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 本人は戸惑っているかもしれない。

 9月に入ればエンジンがかかると思った巨人に元気がない。首位阪神を追い上げるどころか、16日現在、ヤクルトにも抜かれ、3位にいる。

 原因は多々あるが、戦犯のひとりは丸佳浩(32)だ。

 1日のヤクルト戦では2ランを放ち、菅野の3勝目に貢献したが、2日のヤクルト戦から6試合(19打数)連続無安打。7日のDeNA戦ではついにスタメンから外された。途中出場の9日は九回に同点適時打を放つも、翌日から代打出場の15日まで5試合連続で音なし(9打数無安打)だ。

 今季の丸は5月も不振で、6月5日に二軍落ちした。再調整での抹消は実に9年ぶり。深刻なスランプである。

 原因はコロナ感染の後遺症ではないかという指摘がある。丸は4月4日にコロナの陽性が判明し、2週間の入院生活を送った。退院後、同月23日の広島戦で復帰した後もサッパリだ。

 スポーツ選手の体に詳しいフィジカルトレーナーの平山昌弘氏が言う。

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