ハイネマンは“日給115万円”を稼ぎ帰国へ 巨人新助っ人全員が途中帰国の前代未聞!

公開日: 更新日:

 ハイネマン、おまえもか……。巨人は30日、助っ人のスコット・ハイネマン(28)が体調不良を理由に帰国すると発表した。

 8月に途中入団し、一軍では10試合の出場で打率.160、2打点、本塁打ゼロ。27日に登録を抹消されていた。体重減や体調不良を訴え、25日に都内で精密検査を受けたものの異常は見つからず、米国で改めて診断を受けることになった。

■国際部とスカウトは針のムシロ

 ハイネマンの年俸は約3000万円。出場給に換算すれば1試合300万円、一軍4安打だからヒット1本当たりは750万円、チームに合流してこの日がまだ26日目で日給にすれば115万円超。国際部とスカウトは針のムシロだろう。

 なにしろこれで、今季、支配下で獲得した新外国人3人が全員、途中帰国するという前代未聞の事態。年俸1億2600万円のテームズは4月のデビュー戦で右足アキレス腱断裂、年俸3億1500万円のスモークは6月にコロナ禍で家族が来日できないことを理由に帰国。2人ともすでに契約を解除されている。

 この日の中日戦は0―1で敗れ、9月2度目の5連敗。打線がわずか3安打と沈黙した。

 助っ人が機能していれば……。原監督はスカウトを怒鳴りつけたいところだろうが、編成トップを兼ねる全権監督にその資格はない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  3. 3

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  4. 4

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 5

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  1. 6

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希の立場を左右する? サイ・ヤング賞左腕が復帰へいよいよ秒読み

  3. 8

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  4. 9

    なぜこのタイミング?巨人オコエ瑠偉、増田大輝だけが「実名報道」されたワケ…違法オンカジ騒動で書類送検

  5. 10

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  5. 5

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  1. 6

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  2. 7

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  3. 8

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ