大阪国際女子はゴール直前まで男性PMが先導 元陸連幹部「マラソンとは呼べない」と激怒
さらに帖佐氏はつづける。
「マラソンで最も苦しいのは30キロを過ぎてからだ。そこからゴール直前まで男子のPMに引っ張ってもらい、『人の手を借りていません』と、なぜ言えるのか。大会主催者に名を連ねている陸連が自ら規則を破ってどうするのか。昨年も今年の記録も、ゴール直前までPMが先導したからだということは、誰が見てもわかることだ。そこまでして記録を出したいというなら、大阪国際女子マラソンはAIMSから脱退するべきだ」
ちなみに、女子マラソンの日本記録は05年のベルリンで野口みずき(04年アテネ五輪金メダル)がマークした2時間19分12秒。16年以上も昔の話だ。女子マラソンはどんな手を使えば新記録が誕生するのだろうか。