巨人・中田翔は満身創痍…2戦連発→3タコでやはり遠のく「真の復活」

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日本ハム時代はほとんどしていなかったが、巨人では凡打の際も、一塁まで全力疾走する必要がある。出塁すれば、味方の長打に一塁から本塁まで突っ込まされて憤死するなど、古巣の時より容赦なく動かされている。体重を20キロ増量して112キロで臨んでいるだけに、首の他にも以前から状態の悪い腰、体重の負担がかかる膝もアイシングをしたり、治療をしながら試合に臨んでいるようです。すでに下半身は悲鳴をあげている状態で、ファーム関係者は打撃より、そこを心配しています」

 今季はオープン戦で好調を維持して「5番・1塁」で開幕スタメンを勝ち取ったものの、そこから打率2割前後の低空飛行。開幕15試合目でスタメンを外れた。昨年8月に日本ハムから移籍した際も、初スタメンの試合でいきなり本塁打の鮮烈デビューを飾ったものの、その12試合後には原監督に見限られ、スタメン落ちとなっている。最初は良くても次第に失速していく。これが巨人にきてからの中田だ。

「パ・リーグ出身だけに、交流戦用の中田の生きた情報はチーム内でアテにされている」(同前)とはいうが、24日から6月12日まで行われるセ・パ交流戦まで体は持つのか、一軍に残れるのか。本塁打連発の裏でそれが焦点になりそうである。

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