小祝さくらが全米女子OP直前に国内参戦の不可解…海外メジャーは“遠足”なのか?
【リゾートトラストレディス】第1日
「彼女らしいと言えば、そうですが……」
ツアー関係者がこう言うのは小祝さくら(24)のことだ。
■全米女子オープン参戦組で唯一出場
西郷真央(20)や西村優菜(21)、上田桃子(35)ら、来週の全米女子オープン(OP=6月2日開幕・ノースカロライナ州パインニードルズ・ロッジ&ゴルフクラブ)に出場する選手は今大会を欠場し、今週中に渡米する。「全米参戦組」で唯一、山梨にやってきたのが小祝だ。
2020年の全米女子OPに出場した小祝は開幕前週の土曜日に現地入りしたものの、「時間が余った」との理由で、「今回は強行スケジュールを組んだ」そうだ。冒頭の関係者は苦笑いを浮かべてこう続けた。
「開幕週の月曜日(午前)に渡米とは、のんびり屋の小祝らしい考えです。1日でも早く現地に入れば時差ボケ対策になるし、近隣コースで練習もできる。前回パインニードルで女子OPが開催されたのは07年。当時のビデオを事前に入手しておけば各ホールの攻め方をじっくり研究し練習に入れる。小祝の今回のスケジュールでは、大会コースでの練習は開幕2日前の火曜日からになる。海外メジャーの直前に時間が足りないことはあっても、余ることはないですよ」