巨人は連敗3で止めるも交流戦失速気味…貧打解消へ坂本勇人“見切り復帰”のXデー
巨人が交流戦の連敗を3で止めた。
2日のソフトバンク戦に先発した菅野が8回5安打無失点。123球の粘投でリーグ単独トップの6勝目を挙げた。それでも交流戦は4勝5敗と失速気味。こうなると、右膝内側側副靱帯損傷で離脱している坂本勇人(33)の1日も早い復帰が待たれるところだ。
坂本は4月30日の阪神戦で守備の際に負傷。翌5月1日に登録を抹消された。すでに打撃は解禁しており、三軍戦に出場している。1日にはスパイクを履いてダッシュを行い、土のグラウンドでノックを受けながら左右に動き、膝の状態を確かめた。
巨人のあるファーム関係者がこう言う。
「チーム内で日に日に勇人の復帰待望論が高まっています。一軍の首脳陣から『勇人はどんな感じ? いつ上がれそう?』という問い合わせがひっきりなしにある。来週にはジャイアンツ球場の二軍戦で遊撃の守備に就く予定ですが、悠長に何試合も出ている時間はないかもしれない。一軍が交流戦で全く打てない(打率.216=9位タイ)うえ、40というエラーの数も12球団ワーストで守備陣も締まらない。勇人は攻守の大黒柱なので、原監督がせっついているともっぱらです。ずっといわれていることだけど、負けが込み始めると、改めて代わりのいない依存度の高い選手ということが浮き彫りになるのです」