セ投手3冠の阪神・青柳をメジャー高評価!貴重な「変則型先発」で現年俸7.5倍の市場価値
「メジャーはいま、変則型の先発投手があまり多くない。挑戦時の年齢にもよりますけど、仮に29歳を迎える今オフにポスティングを申請すれば、先発4番手クラスとして、獲得を検討する球団が出てくるでしょう。過去、巨人3年間で31勝をマーク、29歳を迎えた17年オフにメジャーへ『Uターン』したマイコラス(2年総額1550万ドル=約20億円)がモデルケースになるのではないか。先発4番手なら、相場としては2年総額1300万ドル(約18億円)級のオファーが見込めます」
1年9億円といえば、現在の年俸1億2000万円の7.5倍にもなる。
「青柳はツーシームとシンカーが武器で、ボールに角度があり、球筋も独特です。この手のタイプは球速はあまり関係ないといえます。メジャーでは以前、ツーシーム系の動く球が流行していましたが、最近フォーシーム全盛でボールのスピン量が重視されている。『直球+チェンジアップ』というコンビネーションの投手が少なくないため、むしろ青柳のような投手は珍しい。面白い存在になると思います」(前出の友成氏)
青柳が実際にメジャー挑戦するかはともかく、現地での評価は高そうだ。