セ投手3冠の阪神・青柳をメジャー高評価!貴重な「変則型先発」で現年俸7.5倍の市場価値
17日のプロ野球は「メジャー予備軍」が揃って先発した。福岡ではソフトバンクの千賀滉大(29)と楽天の田中将大(33)が投げ合い、名古屋では巨人の菅野智之(32)が中日戦のマウンドに上がった。
そんな中、甲子園でこの日も勝ち星を挙げたのが阪神の青柳晃洋(28)だ。メジャー志向が強いDeNAの今永昇太(28)との対決で自責点は3も、両リーグトップの今季8勝目(1敗)。防御率1.17、勝率.889も12球団トップだ。
昨季は最多勝(13勝)、最高勝率(.684)の2冠を達成。大卒7年目を迎えて球界屈指の好投手に成長した右腕を巡っては、ライバル球団の首脳陣からも「日本ハムの新庄監督も言っていたように、青柳は打者のタイミングを外すことに非常にたけている。今ならメジャーでも活躍できるんじゃないの?」との声が聞かれるほどだ。
青柳が海外FA権を取得するのは最短で4年後の2026年オフ。仮にメジャー挑戦するなら、ポスティング制度での移籍が前提となるし、本人も公の場で大リーグ志向を口にしたことはないが、メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏はこう太鼓判を押す。