秋山翔吾まさかの“大穴”広島入りのウラ側 会沢翼&菊池涼介が“直電”猛プッシュ!

公開日: 更新日:

「カープにお世話になりますと。えっ? マジ? と。ビックリした」

 まさかの決断に、交渉役の広島・鈴木球団本部長も驚きを隠さなかった。

 広島が27日、前パドレス3Aの秋山翔吾(34)の獲得を発表。3年総額4億円規模の条件を提示したとみられる。

 秋山争奪戦を巡っては、古巣の西武、資金力豊富なソフトバンクが参戦。広島は「大穴」といわれていた。

「西武の条件がシブかったのが一因です」とは、放送関係者。

■西武の低評価

「今の西武の外野は愛斗(25)や若林(24)らが台頭、若返りが進んでいる。球団は19年オフに秋山が海外FA権を行使した際、4年20億円を提示したが、今回は2年契約。獲得に乗り出した3球団の中で最も年数が短く、3年契約を望んだ秋山とは最後まで平行線をたどった。ソフトバンクはかねて王会長を中心に人間性も含めて高く評価。3年5億円程度と最も条件が良かった。しかし、古巣と同じリーグのライバル球団に行くことが憚られた上に、ソフトバンクはFA選手に対してレギュラーを保証するなど一切、特別扱いをしない。秋山は一年でも長くプレーし、残り524本に迫った日米通算2000安打が大目標。故障離脱中の栗原(25)、上林(26)はもちろん、柳町(25)ら若手有望株が多く、今年はまだしも、来季以降は決して安泰ではない」

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