大谷翔平が2年連続「球宴先発投手」に急浮上! 投票選出エース級が続々登板回避の可能性

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(28)が2年連続の名誉を手にする可能性が出てきた。

 フィル・ネビン監督代行は日本時間4日、大谷が7日のマーリンズ戦(マイアミ)に登板すると発表。6月30日のホワイトソックス戦で7勝目(4敗)を挙げた大谷は当初、8日のオリオールズ戦(ボルティモア)に中7日で登板予定だった。指揮官は大谷のローテ変更について「(マーリンズ戦後に)移動してからのナイターのため、登板日をずらした」と説明した。

 マーリンズ戦で投げた後、通常の中6日のローテなら14日のアストロズ戦が前半戦の最終マウンドとなる見込み。これで球宴には今季、3試合で2勝0敗、防御率0.45と相性のいい中5日での登板が可能になる。

 4日時点での投手成績をみると、オールスターの先発はリーグトップの10勝(3敗)のアストロズ・バーランダー、9勝で並ぶマリナーズ・ギルバート、ブルージェイズ・マノア、レイズ・マクラナハンが有力候補になる。いずれも今季、目覚ましい活躍をしているものの、ポストシーズン進出圏内にいる球団のエース級ばかりだ。特に3チームが進出可能なワイルドカードを目指すチームにとっては、後半戦に向けた戦力維持、巻き返しのために、エース級を温存した方が得策。仮に機構推薦や選手間投票で選出されても、登板を回避する投手が続出する可能性もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ