ソフトB入り秋吉亮にV奪還の救世主期待 日本ハム戦力外から半年間声が掛からなかったワケ
しかし、右肩を故障した17年以降は1年ごとに成績が乱高下。日ハムへトレード移籍した19年は53試合登板で25セーブを挙げ、防御率2.96と活躍するも、翌20年は33試合で1勝2敗12セーブ4ホールド、防御率6.37と精彩を欠いた。
「見る人間によっては『精神面の問題』と捉える向きもあった。ただ、今の秋吉は大きな危機感を抱き、NPB復帰に向けて必死だったようです。育成契約でもなんでも、もう一度、NPBでプレーしたい思いを抱いていたと聞いている。福井では18試合登板で1勝2敗7セーブ、防御率2.66と一定の成績を残している。もともと右肩さえ問題なければ、力がある投手ですから」(前出のOB)
秋吉は会見で、「(昨オフは)すごく悔しい思いをした。絶対にNPBに戻るという強い思いでやっていた」と言った。V奪還を目指す鷹の救世主となれるか。