日本ハム郡拓也“独り相撲”…プロ1号弾の直後、決勝点となる痛恨悪送球でチーム5連敗

公開日: 更新日:

 21日のオリックス戦の五回、プロ第1号となる先制2ランを左翼席に叩き込んだのが日本ハム郡拓也(24)だ。

 日本ハムは新庄剛志監督(50)を含め、計20人のコロナ感染者が出ている。その欠員を埋めるため、コロナ特例で二軍選手が大量昇格。15日に二軍落ちしていた郡も急きょ呼び戻されたうちのひとりだ。

 本職は捕手ながら、この日は「8番・三塁」でスタメン出場。新庄監督は「3日もあれば人生は変わる」と言っている。本人も本塁打を打った後、してやったりとばかりに「あとは必死に守ります。魂!」とコメントを出したが、直後の六回に表情が凍りついた。同点とされてもなおも1死二、三塁のピンチで紅林が放った三ゴロを本塁へ痛恨の悪送球。2点を献上した。これがオリックスの決勝点となり、チームは5連敗である。

 本職ではないポジションでのエラーとはいえ、チャンスは限られている。一軍に定着するにはさらなるアピールが必要だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド