長嶋茂雄氏が救急車で搬送され緊急入院…自宅でめまい、脳出血か
巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(86)が6日、緊急入院した。この日の午前中に都内の自宅でめまいなどを起こし、救急車で都内の病院に搬送された。関係者によると、軽い脳出血があったとみられるが、意識はしっかりしており、命に別条はないという。球団は「救急車で搬送されたことは事実ですが、病状等(の情報)は入ってきておりません」とコメントしている。
長嶋氏は2004年3月に「心原性脳塞栓症」を発症して緊急入院。右半身に軽いまひが残り、現在もリハビリを続けている。2018年7月には体調不良を訴えて入院し、胆石が見つかった。
昨年の東京五輪の開会式では王貞治、松井秀喜両氏とともに聖火ランナーを務めた。11月には文化勲章を受章。今年3月25日の巨人-中日の開幕戦前の文化勲章受章記念セレモニーに出席した。
東京ドームでの巨人戦を定期的に観戦するなど、最近も精力的に活動していた。6月12日にはジャイアンツ球場に出向き、打撃不振の中田翔を直接指導。8月20日は東京ドームでの巨人-阪神戦に姿を見せた。