エンゼルス大谷は打投とも成績トップ級なのに…MVP争い劣勢の裏に「総合貢献度」の盲点

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「大きいのは守備の項目です。大谷は野手としてはDHなので原則、守備に就かない。その分、少しずつですがポイントを引かれてしまう。つまり守備はマイナス評価を受ける。DHの選手のWARが低いのはこのためです。投げるときにしても、投手は野手ほど守備機会が少ないため守備のポイントは少ない。そこにいくとジャッジは外野守備がうまいので、この差は大きいですよ。ジャッジは投手ではないので投球のポイントはつきませんけど、大谷の守備のようにマイナス評価にはなりませんから」

 それでも「先発投手がいい投球をすればWARの上がり幅は大きい。大谷が7回を1失点に抑えれば0.4くらいの上積みがある。あと5試合に登板予定ですから、ジャッジを逆転する可能性はあります」とは友成氏だ。

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