ロッテ井口監督に来季続投報道…球団が順位以上に気を揉む「佐々木朗希の将来」
順位に関係なく、来季も続投ともっぱらだったが、やはりそうだった。
3年契約が満了した2020年オフに、新たに球団と2年契約を結んだ井口資仁監督(47)。今季限りだが、球団が続投させる方針だと21日、各紙が報じた。シーズン終了後に正式に話し合いが行われるとみられる。
その井口監督は、今後もまだまだ地位が安泰との声もある。ロッテが順位と同じか、それ以上に気にしているのが佐々木朗希(20)の存在だ。
「井口監督以下、首脳陣は佐々木を順調に育てている。1年目は体力づくりに専念。2年目の昨季は一軍で11試合で先発させた。そうやって徐々にステップアップさせ、今季の4月に史上16人目となる完全試合を達成。先発ローテを1年間守るだけの体力は不足しているが、それも首脳陣は織り込み済み。決してあせらずむちゃはさせず、かといって慎重過ぎることもなく、描いたプラン通りに佐々木を成長させている。今季の低迷はマーティン、レアードの不振も大きい。球団はそんな首脳陣を高く評価しているので、佐々木が一人前になるまでは井口監督が指揮を執るとみていいでしょう」(球団OB)
監督交代なら佐々木育成計画そのものに支障が出るかもしれない。「令和の怪物」が順調に育っている時に、無理に手を加える必要はないというわけだ。