2年連続沢村賞のオリ山本由伸は2016年ドラ4入団 下位指名に名投手が揃う理由
「投手の場合は素材が良く、甲子園などの大舞台で活躍すれば上位で消える。1位の選手ともなると、営業面も考慮しなければいけない。4位、5位クラスの選手は知名度こそないものの、スカウトがこれと見込んで、上位にも引けを取らない選手を指名するケースが多い。山本以外だと、阪神の青柳(帝京大=15年5位)、巨人の戸郷(聖心ウルスラ学園=18年6位)がそのクチ。4位で言えば、ロッテの山口(明桜=18年)が今季、16本塁打を放ってブレイクの兆しを見せている」
名球会メンバー56人を見ても、ドラフト1位が全体の約43%(24人)を占める一方、4位は7人。2位(10人)、3位(8人)の人数と遜色ない。今年のドラフトでは8球団が4位で投手を指名。山本に続く逸材が飛び出すか。