ヤクルト村上は日本S2戦で9打数2安打…力みと焦りを生んだ9.18阪神戦・藤浪からの大飛球
完全復調とはいかないようだ。
今季、史上最年少で三冠王を獲得、日本人最多の56本塁打を放ったヤクルトの村上宗隆(22)のことである。
【写真】この記事の関連写真を見る(18枚)
日本シリーズ第1戦(22日)で、平野佳から本塁打した一方、23日の第2戦は6打数1安打。2打席目の右前打は詰まり気味の打球だったし、山崎福にバットを折られて二ゴロに倒れるなど、村上らしくない打席が目立つ。2試合を終えて9打数2安打、打率.222、1本塁打、1打点にとどまっている。
今季の村上は、9月13日に55号を放って以降、13試合連続ノーアーチで、その間の打率も.114と低迷した。シーズン最終戦で56号を放ち、CS、日本シリーズでも本塁打を打っているとはいえ、「今はまだ、好調時の状態には戻っていないとみています」とは、ライバル球団のスコアラー。