著者のコラム一覧
菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

上田桃子がTOTOで逆転負け…敗因の「体が動かなかった」はどう解消すべきか

公開日: 更新日:

 日本で唯一行われる日米女子ツアー共催の「TOTOジャパンクラシック」。「ミズノクラシック」時代に2勝(2007、11年)の上田桃子(36)が3日間首位を守っていた。しかし、最終日は74とスコアを崩し、逆転されて負けた。

 最終日、上田は「思うように体が動いてくれなかった」と語っている。体が動かなかったのは年齢からくる疲れだろうか。

 最終日は1番バーディーでスタートしたのに、「自信を持ってできなかった」と振り返った。

 上田は国内16勝。2週間前には金田久美子(33)が11年ぶりに2勝目を挙げている。キャリアの長い上田にも勝ってほしかった。

 それで昔、鬼才と呼ばれた戸田藤一郎の言葉を思い出した。試合中はいつも相手を見下ろすようなふてぶてしい態度だった。

「プレッシャーを感じたことはないんですか?」と聞いたら、「バカなことを言うんじゃない。ロボットじゃないんだから何度勝っても優勝がかかったら心臓はバクバクしている」と言った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動