IOCが30年冬季五輪の開催地決定を先送り…SNSでは「札幌ありきでは」などと疑念深まる

公開日: 更新日:

 国際オリンピック委員会(IOC)が6日、2030年冬季五輪の開催地決定を当初予定していた来年9~10月の総会から先送りすることを決めたと報じられた。

 理由は、温暖化など気候変動への対応策協議が優先となるからとしている。期間は設けず、開催地絞り込みの時期を含めて無期限で延期する方針を示しているという。だが、この報道を受けて、現在、東京五輪を巡る汚職・談合問題の渦中にある日本とっては都合のいい展開だと疑いの目で見る人が多い。

「IOCが事件が落ち着くのを待っているとみる向きもあります。このタイミングでの発表は、"札幌ありきだったのでは?"と疑念を持たれてもしかたない。現在は、東京五輪の汚職・談合事件の捜査がはじまっていますから、国民の賛同は得られにくい雰囲気。すでにネットでは、『札幌冬季五輪の招致プロセスに「住民投票」を求めます!』などといった署名活動も盛んになっています」(スポーツジャーナリスト)

 SNSでは、《どう言うこと? 札幌ありき… ってと? 札幌を省けばいいのでは…札幌招致は無期限にいらない》

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  2. 2

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  3. 3

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

  4. 4

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  2. 7

    吉岡里帆&小芝風花の電撃移籍で様変わりした芸能プロ事情…若手女優を引きつける“お金”以外の魅力

  3. 8

    【今僕は倖せです】のジャケットに表れた沢田研二の「性格」と「気分」

  4. 9

    吉田拓郎の功績は「歌声」だけではない イノベーションの数々も別格なのだ

  5. 10

    裏金自民が「11議席増」の仰天予想!東京都議選告示まで1カ月、飛び交う“怪情報”の思惑