“崖っぷち”巨人・原監督「今年がラストイヤー」の真偽…狙うはGMか、2人目の終身監督か?

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「勝っても負けても今年が最後ではないか」

 巨人の球団内でまことしやかにささやかれているのが、今季通算17年目の指揮を執る原辰徳監督(64)の去就である。

 3位に終わった2021年オフに結んだ3年契約は、まだ2年残っている。それなのに、なぜ「今年が最後」なのか──。

 昨季は68勝72敗3分け。チーム防御率(3.69)、打率(.242)は共にリーグワーストと投打がかみ合わず、5年ぶりのBクラスとなる4位に沈んだ。さる球界関係者が声を潜めてこう言う。

■本社から送り込まれた刺客

「21年も3位で2年連続の惨敗。原政権では初めて3位以上に出場権のあるクライマックスシリーズに出られなかった。一軍の村田修打撃兼内野守備コーチ、金打撃コーチ、横川打撃コーチをはじめ、計6人のコーチが責任を負う形で辞めたのに、肝心の原監督が続投したことで、球団事務所に批判の電話が多くかかってきたそうです。19年から始まった3次政権は編成権を含めた『全権』監督になったけど、今では独裁者というか裸の王様のようになっていて、全権を持たせた読売本社側もさすがに手を打ってきた。それがファーム総監督だった川相一軍総合コーチの現場復帰で、原監督にモノ申せるベテランコーチを一軍に送り込んだ格好です」

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