佐々木朗希に米球界「すぐ来い」とこぞってラブコール!“25歳ルール”はロッテの決断次第
3月のWBCに向けた宮崎キャンプを行っている侍ジャパンの佐々木朗希(21=ロッテ)が23日、25日のソフトバンクとの壮行試合に先発するため、今合宿2度目のブルペン投球を行った。
シャッターを閉め切って非公開にする場面もあったが、「(オリックスの)宮城と遊び感覚で練習していただけ」と説明。「投球フォームを前回よりコンパクトに変更した?」と聞かれると、「そうですね。分からないですけど、今日はいいボールがいった。(ブルペン入りした19日の)1回目より特に真っすぐが良かった」とうなずいた。
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今季初の実戦登板となった15日のヤクルトとの練習試合では、早くも160キロをマークし、2回1安打無失点で4連続を含む5奪三振。当初は苦しんでいたWBC球への対応力を見せ、「今は優勝(世界一)に向けて自分のできることをやらなきゃという思いです」と話した。侍ジャパン関係者がこう言う。
「今のメジャーリーグはコンパクトな投球フォームが主流。ダルビッシュも大谷翔平もムダを省きながら年々コンパクトなフォームに修正している。佐々木もWBC球を使って大リーガーを相手にするWBCを機に、近い将来、挑戦するであろうメジャー仕様のフォームを試しているともっぱらです」
■メジャー平均を大きく上回る数値
すでにメジャーの各球団は佐々木を丸裸にしている。米球界関係者がこう言った。
「メジャーの各球団は佐々木のストレート、スプリット(フォーク)、スライダー、カーブを数値化。メジャー平均と比べてどの球種が優れ、どの球種が課題かというデータをもっています。それによれば最も優れているのはスプリット。140キロ台後半の球速で、なおかつ落差が大きく、メジャー平均を大きく上回る数値を叩き出したといいます。160キロ近いストレートもメジャー平均を上回ったが、カーブとスライダーは平均以下の値だったと聞きました」