藤浪晋太郎まるで別人!アスレチックスで評価急上昇、古巣・阪神これじゃ赤っ恥

公開日: 更新日:

 ユニホームが変わって別人だ。アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)が19日(日本時間20日)、フォーストGMらが見守る中、キャンプ2度目のブルペン投球を行い、ピーニャ捕手が力のある直球を絶賛。コッツェー監督やエマーソン投手コーチの評価もうなぎ上りだ。

 そんな報道に胸中複雑なのは古巣の阪神だろう。OBが言う。

「昨季の藤浪は16試合に登板し、3勝5敗、防御率3.38。この程度の成績で契約更改すれば4900万円の年俸はダウン必至だった。そんな藤浪とアスレチックスは、1年325万ドル(約4億3800万円)の条件に、総額100万ドル(約1億3500万円)の出来高までつけた。もしも新天地で活躍すれば、7年間も一、二軍を行ったり来たりさせていた球団や投手コーチなどは赤っ恥をかくことになる」

■選手たちは「頑張れ!」

 ならば、選手たちは藤浪をどう見ているのだろうか。別のOBがこう語る。

「多くの選手は今回の移籍を『ええ契約やないか』と祝福しています。197センチの長身から投げ下ろす160キロ超のストレートがどれほどのものか、彼の潜在能力の高さを、一緒にプレーしていた選手はみんな知っていますからね。ダルビッシュや巨人の菅野(智之)と自主トレやって、いろいろなことを教わっていたから投手コーチは面白くなかったかもしれないが、落合(博満=元中日監督)も言っていた通り、1年目から3年連続2桁勝利の藤浪を7年間も戦力にできなかったのは首脳陣の使い方や指導力に問題があると誰もが思っています」

 古巣がじだんだを踏む復活劇はあるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  3. 3

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  4. 4

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  4. 9

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  5. 10

    佐々木朗希「限界説」早くも浮上…案の定離脱、解説者まで《中5日では投げさせられない》と辛辣

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「餅」で尿意ストップ! 映画の途中にトイレで席を立ちたくないなら

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 7

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 8

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  4. 9

    自民にまた「政治とカネ」問題!太田房江氏に選挙買収疑惑、参院選公認めぐり大阪でグチャグチャ泥仕合

  5. 10

    イケイケ国民民主党に陰り? 埼玉・和光市議補選は玉木代表が応援も公認候補まさかの敗北