ダルの次の登板はいつ? WBC準々決勝以降の“侍J先発隠し”に潜むパドレスとの複雑関係

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 豪州に快勝し、1次ラウンドを4連勝で突破。準々決勝進出を決めた侍ジャパンが「栗山のカーテン」を引いた。

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 11日の試合後、厚沢ブルペン担当コーチは「ここまでは(事前に)先発投手を出してきましたが、この先の3つ(準々決勝、準決勝、決勝)は(大谷)翔平(エンゼルス)、ダルビッシュ(パドレス)にかかわらず、作戦上、公表はしません。でき得る限り、伏せてということになります」と話した。

 1次ラウンドでは、9日の中国戦で大谷が先発、第2先発として戸郷(巨人)がマウンドに上がるなど、先発と第2先発は“ニコイチ”だったが、準々決勝以降は負ければ終わりの一発勝負。対戦相手との情報戦もより白熱する。

「宮崎合宿中に、1次ラウンドの4試合の先発、第2先発はセットで登板日を伝えましたが、1次ラウンド後はそのローテをいったんリセットする」とは、前出の厚沢コーチ。

 11日に登板した佐々木(ロッテ)と宮城(オリックス)、この日投げた山本(オリックス)、高橋奎(ヤクルト)の4人は日程上、準々決勝に登板することは難しい。必然的に大谷とダルの登板が浮上するが、13日の練習も主催者のルールとはいえ、メディアをシャットアウトして非公開で行われることになった。

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