著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【baseball kid】大谷翔平は「野球小僧」になり切った時に本領を発揮する

公開日: 更新日:

 WBC準々決勝のイタリア戦。0-0で迎えた三回1死一塁で打席に立った大谷翔平は、その初球にセーフティーバントを決めて場内を騒然とさせた。先制点を呼び込むまさかの奇襲に、試合後の栗山監督が口にしたのがこのフレーズだ。

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「この試合を絶対に勝ちにいくんだと、野球小僧(baseball kid)になり切った時に彼の素晴らしさが出る」

 小僧といえば男の子のことだが、「Baseball kid」は野球好きの子供と解釈できる。“kid”とは男女に関係なく使われる言葉で、「子供」「若者」「青年」「ガキ」など、一般的に未成年を指す。青二才という意味でも使われる。子役は「kid actor」だ。

“child”は少し改まった時に使う言葉で、「hey kids!」とは言うが、「hey child!」とは言わない。1965年ごろ、米国でヒットしたスティーブ・マックイーン主演の「The Cincinnati Kid」はシンシナティから来た「男」を指している。

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