著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【baseball kid】大谷翔平は「野球小僧」になり切った時に本領を発揮する

公開日: 更新日:

 WBC準々決勝のイタリア戦。0-0で迎えた三回1死一塁で打席に立った大谷翔平は、その初球にセーフティーバントを決めて場内を騒然とさせた。先制点を呼び込むまさかの奇襲に、試合後の栗山監督が口にしたのがこのフレーズだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(26枚)

「この試合を絶対に勝ちにいくんだと、野球小僧(baseball kid)になり切った時に彼の素晴らしさが出る」

 小僧といえば男の子のことだが、「Baseball kid」は野球好きの子供と解釈できる。“kid”とは男女に関係なく使われる言葉で、「子供」「若者」「青年」「ガキ」など、一般的に未成年を指す。青二才という意味でも使われる。子役は「kid actor」だ。

“child”は少し改まった時に使う言葉で、「hey kids!」とは言うが、「hey child!」とは言わない。1965年ごろ、米国でヒットしたスティーブ・マックイーン主演の「The Cincinnati Kid」はシンシナティから来た「男」を指している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い