日本ハム万波中正2打席連発!「ブンブン丸」覚醒信じていい? 新庄監督の本音は?
日本ハムの万波中正(23)の勢いが止まらない。
30日のヤクルト戦で、10号、11号と2打席連続本塁打。両リーグ最速の2ケタ本塁打到達である。
1点ビハインドの四回、石川雅規(43)の外角直球を逆らわずに右翼席へライナーで叩き込むと、六回には同じく石川の真ん中に甘く入った直球を今度は左中間に突き刺した。
直近5試合で4本塁打の大当たりで、開幕から47試合で11本塁打、31打点(リーグ2位)、18二塁打(12球団トップ)をマーク。昨季は100試合で.203と課題だった打率は.260までアップし、112個を数えた三振の割合も着実に減っている。「新庄監督の注文をクリアしつつあります」と球団OBがこう続ける。
「“新庄チルドレン”と言われる万波ですが、実は新庄監督の期待はそれほど高くなかったとか。『打撃の確実性を上げないと使えないし、使わない』とコーチたちに漏らしていたそうですし、外角の球を左手1本で打ちに行くスイングについても、『あの打ち方で大成した選手はひとりもいない』と、強い口調で言っていたそうですから」