エンゼルスと同地区レンジャーズ好調 メジャー最低の“安月給軍団”を立て直した名将の手腕

公開日: 更新日:

 同地区のライバルであるレンジャーズ(=レ軍)の快進撃が止まらない。

 61試合を消化して40勝21敗の勝率.656は、開幕13連勝を記録した東地区首位のレイズ(勝率.708)に次いでメジャー2位。西地区では2位アストロズに5ゲーム差、3位エンゼルスに7.5ゲーム差で首位に立っている(9日時点)。

 ジャイアンツを3度の世界一に導き、最優秀監督(1996年)受賞経験もある就任1年目のブルース・ボウチー監督(68)が地区優勝した2016年を最後にポストシーズンから遠ざかっているレ軍を立て直した。

 レ軍はこれまで投打の歯車が噛み合い、チーム防御率3.58(リーグ4位)、チーム打率.277、総得点386(ともにリーグトップ)。1試合平均6.3得点で、今季1025得点ペースだ。CBSスポーツ(電子版)によれば、仮にレ軍が4ケタの大台に到達すれば、162試合制では99年に1009得点を記録したインディアンス(現ガーディアンズ)以来、史上2球団目の快挙となる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  2. 2

    阿部巨人V奪還を手繰り寄せる“陰の仕事人” ファームで投手を「魔改造」、エース戸郷も菅野も心酔中

  3. 3

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  4. 4

    吉村知事の肝いり「空飛ぶクルマ」商用運航“完全消滅”…大阪万博いよいよ見どころなし

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  2. 7

    大谷ファンの審判は数多い あいさつ欠かさず、塁上での談笑や握手で懐柔されている

  3. 8

    小泉進次郎の“麻生詣で”にSNSでは落胆の声が急拡散…「古い自民党と決別する」はどうなった?

  4. 9

    ドジャース地区連覇なら大谷は「強制休養」の可能性…個人記録より“チーム世界一”が最優先

  5. 10

    ドジャース地区V逸なら大谷が“戦犯”扱いに…「50-50」達成の裏で気になるデータ