著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

アジア杯現地ルポ 石井正忠監督率いるタイ代表の2026年W杯出場は極めて難しい

公開日: 更新日:

 実際、初戦(キルギス戦)、2戦目(オマーン戦)と自らの持ち場付近でより良さを発揮するクリサダやサーラットといった定位置確保組をベンチに置き、ピーラドンやウィーラテップといった<走れる>選手をスタートから起用している。

 また1トップのスパチャイを筆頭に、やっとこさ揃った<兄弟デュオ>スパチョーク&スパナットの前線からのプレッシャーは、短い準備期間の中でもチームに落とし込んだことはうかがえた。

 そう、元旦に国立競技場で見た、あの脆かったタイ代表(日本代表に0-5負け)ではなくなっている。

 言わずと知れたスーパースターのチャナティップ、35歳ながら決定力は群を抜く<神様>ティーラシンをともに怪我で欠き、またエカニットは招集メンバー発表後に離脱した。

 攻撃のスイッチを入れられる彼らを呼べなかったことは、非常に残念だったはずだが、石井監督のチームオーガナイズは評価すべきであろう。

 グループステージ2試合で失点はゼロ、先ずは守備の整備から着手したことは数字が表している。 が、しかし、攻撃に変化がない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末