アジア杯現地ルポ 石井正忠監督率いるタイ代表の2026年W杯出場は極めて難しい
しかし、ライバルたちに先を越されてから気がつくのでは、遅い気がしてならない。これ、余計なお節介なのか。
オマーン戦の試合結果はスコアレスドロー。
ボール支配率が70%-30%。地の利も味方につけたオマーンが終始、流れを握っていた試合だった。そしてオマーンは勝ち点3を逃し、タイは貴重な勝ち点1を拾った思いだろう。
試合後、スタジアム脇に設置されたDJブース脇を通りすがった。オマーンとタイ、それぞれのDJによるミックスバトル風演出が繰り広げられていたのだが、オマーンファンは音にも耳を貸さずにそそくさと帰路へつき、タイミュージックが掛かると大勢のタイ人女性が、我を忘れて全身で踊っていた、
この対象的な姿が実にシュールだった。
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