岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ
「早ければ今オフにもポスティングによるメジャー挑戦を希望しているとされる、巨人の岡本和真(28)とヤクルトの村上宗隆(24)には、強い逆風が吹くことになる。特に一昨年の三冠王獲得でメジャー球団に名前を売った村上に関しては、メジャーのスカウトの間でも非常にシビアな見方が多い。今季、本塁打こそ15本でリーグトップとはいえ、昨年も今年も.256、.237と打率が低調で、得点圏打率も3割を切っている。
一塁と三塁しか守れないポジションも問題視され、しかも昨季は22失策(リーグワースト)、今季も8失策と守備力が大きなマイナスとなります。岡本は村上に比べてまだ守れるものの、コーナーインフィールダー(一塁手と三塁手)は高い打撃力が求められる上、毎年多くの選手がFA市場に出るポジションです。
マリナーズ、Dバックス、エンゼルスなど三塁手を固定できていないチームは複数あるものの、日本人野手の評価が落ちている中で、村上と岡本の獲得に名乗りを上げる球団はかなり限られると思う。筒香嘉智(現DeNA)が最初にレイズと契約した2年1200万ドル(約13億2000万円)程度の契約になる可能性もあると見ています」(前出の友成氏)