ドジャース佐々木朗希が「直球&スプリット」2球種のみにこだわる勝算…いよいよ明日デビュー
カブスとの日本開幕第2戦(19日)で先発デビューする佐々木朗希(23)が昨17日、東京ドームでの前日練習に参加。フォームを確認するように約15分間、キャッチボールと遠投を行い、きょう18日の開幕戦に先発する山本由伸(26)とともに汗を流した。
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渡米1年目でいきなり開幕カードに抜擢された佐々木。デビュー戦を前に行われた16日の会見では球種への質問に、「いずれはスライダーや他の球種も必要になりますが、自分の持ち味は直球とフォークだと思っている。まずはストレートとフォークの再現性を高めようと(コーチと)話し合っています」と説明した。
最速165キロの直球と落差のあるスプリットで勝負するというのだが、これは球団方針だという。
2月のキャンプインから、ほぼマンツーマンで指導を受けている投手コーディネーターのロブ・ヒル氏は、かつて大谷も契約していたトレーニング施設「ドライブライン」でピッチングインストラクターを務め、2020年にド軍に引き抜かれた。ドライブラインでの経験を生かして若手有望株を中心に指導している。
フォーム矯正や、投手個々に応じた変化球の指導に定評があるものの、まずは投球の基本である直球の球威増を意識するよう徹底している。
若手投手にはまず、最小限の持ち球で配球を組み立てさせ、対戦相手に攻略されるまでは球種を増やさない方針なのだという。