120キロ台「速球」で台風の目に 浦和実エース石戸颯汰をプロスカウトはどう見たか
ドラフト指名はあるのか。
「いくら何でも120キロ台では……。ただ、平均球速が130キロ台になれば、指名される可能性が出てくるかもしれません。星野伸之も高卒(北海道旭川工)で阪急に5位指名されたが、ボールのキレや変化球の精度が高く、高校時代から空振りを取れた。その点、石戸は今大会は4試合26イニングで7三振と少ない。その星野ですら、高校時代は『プロでは到底通用しない』と話していたスカウトも少なくなかった。まずは夏にかけての成長度を見てみたいですね」
とは前出のスカウト。
今はまだプロのレベルには達していないかもしれないが、将来が楽しみな投手であることは確かだ。
◇ ◇ ◇
日刊ゲンダイは今大会で浦和実の辻川監督を直撃。監督就任当時のグラウンドは学校から車で1時間の河川敷だったという仰天エピソードや、飲み会で直面した厳しい現実などを赤裸々に語ってくれた。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。