山本由伸が危ない!投壊ドジャースで負担増必至、故障歴ある体は指揮官の酷使に耐えられるか
昨季フル稼働の2人は…
台所事情が火の車とあっては当然、計算できる投手への負担が増す。
実際に昨季もそうだった。長期離脱したグラスノー(右肘痛)、山本(右肩痛)らに代わって新人右腕のストーン(26)、右腕フラーティ(現タイガース)の2人がフル稼働。ストーンは開幕からローテ入りし、8月までの25試合のうち中4日で3試合、中5日で11試合に登板した。チームトップの11勝(5敗、防御率3.53)を挙げたものの、右肩を痛めて9月に戦列を離れた。いまだに復帰の見通しすら立っていない。
一方のフラーティは昨年7月30日にタイガースから移籍後、登板した10試合のうち中4日が6試合、中5日が4試合。6勝2敗、防御率3.58と期待に応えたが、レギュラーシーズンの疲労もあってポストシーズンは5試合で防御率7.36と精彩を欠いた。古巣タ軍に復帰した今季はここまで2勝5敗、防御率4.44と尾を引いている。
ド軍のローテで確実に勝ち星を計算できるのは山本だけ。昨季、右肩を痛めているだけに、このまま指揮官の酷使に耐えられるかどうか。
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ところで、ドジャースといえば大谷翔平だ。日刊ゲンダイは過去、大谷の両親や恩師、同級生を徹底取材。いまではメディア露出を控えるようになった両親だが、当時はふたりの「出会い」まで直々に語ってくれた。
それらを網羅した連載コラム【二刀流の血脈】…も要チェックだ。