【地方消滅】全国7万7000寺のうち約2万寺が「無住寺院」

公開日: 更新日:

「地域に希望あり」大江正章著

 埼玉県小川町では、有機農業家の金子美登氏を中心に、無農薬米で地元の造り酒屋と「おがわの自然酒」を開発、小規模農家を守る価格で大豆を買い上げて無農薬の豆腐作りを始め、町内での有機野菜の流通ルートを定着させるなど、生産者の地元で面的に連携の輪を広げる地域循環型経済が誕生している。

 本書では、消滅市町村第1位といわれながらも移住者を増やしてきた群馬県南牧村、商店街を復活させた宮城県丸森町など、「豊かさ」の新しいモデルとなる7つの地方の取り組みを紹介する。

(岩波書店 800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情